eGFRが低いと腎機能障害が起きている!?
eGFRと言われる項目が血液検査にはあります。この数値は低いと腎臓の機能に障害が起きている可能性を示唆出来る項目になります。
腎臓の機能には腎臓の中にある糸球体と言われる部位が老廃物などのろ過の作用をしているのですが、この「老廃物のろ過作用」のレベルがそのままeGFRの値になります。
基準値 | 90以上 |
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血液検査eGFR項目で慢性腎臓病(CKD)を早期発見出来る!
eGFRは数値が小さいほど、腎臓のろ過作用が落ちていて、腎臓の機能が弱っている事を意味します。
このeGFRの低下が慢性的になると慢性的な腎臓病になり「慢性腎臓病(CKD)」と呼ばれます。
慢性腎臓病は見つける事が難しいとされてきましたが、このeGFRの項目が健康診断の血液検査に入ってからは比較的早期に見つける事が出来て腎不全などの機能停止になる前に治療が可能になってきました。
腎不全になってしまうと、透析が必要になります。
慢性腎臓病(CKD)は5つのステージに分かれる
慢性腎臓病はeGFRの数字によって5つのステージに分ける事が出来ます。
eGFRは基準値内だが、尿検査にて尿の中にタンパクや微量アルブミンが出ている状態。
比較的軽い障害が腎臓にある可能性を示唆します。
まずはなぜ、腎臓の働きが弱っているかを精密検査する為に病院にて検査が必要です。
糖尿病や高血圧の持病がある場合はそこから派生する場合が多いです。その場合は食生活の改善が改善の兆しになりますね!
eGFRが基準値よりも若干低い状態です。数値の低下と同時に貧血やむくみなどの症状を伴う事もあります。
正しい生活習慣にシフトする事で改善させる事が可能です。
eGFRが異常の低い場合です。貧血やむくみなどの症状を伴う事が多いです。
このステージの場合は、病院にて治療が先決です。食生活の改善は合わせて実施すると良いでしょう!
この状態を放っておくと腎不全になってしまう可能性もあるので早めの治療が重要ですね!
eGFRが低い事で様々な病気になる!
腎臓の機能の低下を意味するeGFRの値が低い状態を放っておくと、さらに悪化して悪い状態になります。
また、eGFRの数値が低い場合には、腎臓機能の低下だけでなく他の病気が併発されている可能性も考える事が出来ます。
eGFRが低くなる病気には、肝臓機能の障害以外には、心筋梗塞の予備軍、骨粗鬆症、脳卒中の予備軍、関節リウマチ、さらに癌(がん)になる事でもeGFRが低くなるケースがあるので、自分で判断せずに病院での精密な検査をする事が大切です。
eGFRの数値改善!腎臓の働きを向上させる食べ物!
eGFRの数値の低下による腎臓以外の病気の可能性がある場合は病院にてその治療を先決する事が大切です。
しかし、他の病気がない場合でeGFRの数値のみ低下している場合は、今後、腎臓が次第に弱っていく可能性があります。
このようなケースには腎臓の働きを高めてくれる食べ物を摂取すると腎臓の働きを改善する事が期待出来ます。
つまり、eGFRの数値を高くする事が期待出来るのです。
その成分とは「プロアントシアニジン」が最も高いとされています。
この成分は大腸菌が尿路の内側に付着するのを防いだり、強い抗酸化作用を持っています。
この「プロアントシアニジン」を多く含む食品には「ブドウ」、「リンゴ」、「ビワ」、「クランベリー」などがあります。
また「プロアントシアニジン」は強い抗酸化作用の為に美容業界でも注目されている為、ブドウやリンゴ、グランベリー、または赤ワインなどの摂取は美容目的としても
薦められている成分です。特に女性の場合は、eGFR数値の改善と、美容効果もあるなら一石二鳥ですね!
また、eGFRなどの腎臓機能の改善には腎臓を良くするタイプのサプリメントも効果的です。