総タンパクの基準値と高い・低いの病気の有無とは!?


血液検査で総タンパクの値が基準値から外れている場合結構悩みますよね。
総タンパクとはその名前の通り、血液中のタンパクの量を意味します。タンパクは肝臓で合成されます。合成後は腎層でろ過されていきます。

 

 

この総タンパクは肝臓で合成をいますが、その時にアミノ酸を大量に必要とします。
この事から身体の栄養状態を図る事が出来るとして血液検査でも重要な項目の1つになります。

 

 

 

 

 

総タンパクの基準値・要観察値・異常値チェック!
基準値 6.5〜8.0
要観察値 @6.0〜6.4 A8.1〜9.0
異常値 @5.9以下 A9.1以上

 

 

 

 

 

総タンパクの異常値が知らせる病気とは!?


総タンパクの値が異常値にある場合はタンパクを合成している肝臓か排出している腎臓に問題があります。
総タンパク値が高い場合は「高タンパク症」と呼ばれて肝臓や腎臓に疾患がある可能性があります。また脱水状態の時も総タンパクの値が高くなります。

 

 

さらに「多発性骨髄腫」や「慢性炎症」なども場合も総タンパクの値は非常に高くなる事が知られています。
逆に総タンパクの値が低い場合は、栄養不良の状態、「ネフローゼ症候群」、また「癌(がん)」の可能性も考える事が出来ます。

 

 

どちらにせよ、血中の総タンパクの値が異常値にある場合は、肝機能自体に異常が見られたり、、急性肝炎、肝硬変などのなにかしら病気のサインになっています。
放置してしまうと慢性肝炎や膠原病などの重篤な病気に繋がってしまいます。

 

総タンパクの異常値で考える事が出来る病気
高い場合 多発性骨髄腫、慢性炎症
低い場合 ネフローゼ症候群、癌

 

 

 

必ず精密検査を受けるように促されるのできちんと従ってより精密な検査を受けてくださいね!
精密な検査の内容は総タンパクのアルブミンとグロブリンの割合(A/G比)やそれぞれの量の変化などをチェックします。

 

 

これで、なぜ総タンパクの値が異常になっているのかが把握する事が出来ます。
あとは担当の医者に従って治療を始めてくださいね!

 

 

 

高い総タンパクと低い総タンパクの値の改善方法


総タンパクの値が高い場合と低い場合とでは異常値である場合に限り病気が隠れている可能性があるので病院にて精密な検査が必要です。
病気が隠れていない場合の異常値は食生活を変える事で改善する事が出来ます。

 

 

 

 

総タンパク数が高い場合の改善方法


病気が隠れていない場合で総合的にタンパク数が高い場合に考えられる原因は過食や食べ過ぎです。
1日3食に決め、暴飲、暴食を抑えましょう。

 

 

また、暴飲、暴食などをしていない場合には高タンパクな肉などを中心として食事が多いはずです。
低タンパクの食事に切り替えたり、野菜中心の食生活にシフトする事で総タンパクの値を下げる事が出来ます。

 

 

 

総タンパク数が低い場合の改善方法


総タンパク数が基準値よりも低く、病気も無い場合は栄養不足の状態か、高齢で数値が低くなる場合があります。
高タンパクの食べ物の摂取が一番効率的ですが、高齢の場合は高タンパク系の食事は脂肪が高くコレステロールを高くして動脈硬化の危険を招きます。

 

 

総タンパク数を高くする最も良い改善方法は高タンパクだけど低脂肪の食事を摂取する事です。
具体的には鶏のささみや青魚、大豆製品が良いでしょう!

 

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